睡眠不足を訴える人が、満月の頃に多いことを、経験的に感じている専門家は多かったようです。今回、Current Biology誌に発表された論文では、これが事実であったことを初めて科学的に裏付けたものとなりました。
(画像はイメージです。)
そして、この調査では、文明が発展して快適な世の中となった現代でも、私たち人間が知らない間に自然界の力に左右されていることをも裏付けたことになります。
睡眠不足と、月のサイクルは、月が見えないところにいたり、天気が悪く月が出ていないときでも、関係し合っていることが分かりました。また、月の満ち欠けについて全く意識していない人でも、睡眠と月の満ち欠けには関連性がありました。
調査では、33人を対象にしました。睡眠の状況は、ホルモンレベルとレム睡眠、ノンレム睡眠を見分ける、眼球の動きで評価されました。
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どんなに科学が進歩しても、自然の力の偉大さは私たちのからだやこころに強い影響を及ぼすのですね。
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